演劇集団 円、劇団代表が橋爪功から谷川清美へ交代

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演劇集団 円は、劇団代表及び株式会社演劇集団円の代表取締役を橋爪功が退任し谷川清美へ交代したことを発表した。

演劇集団 円は、1963年に文学座を脱退した芥川比呂志、仲谷昇、岸田今日子、神山繁、高木均らが現代演劇協会附属の「劇団雲」(のちの劇壇昴)を経て75年に設立した劇団。最初の代表には芥川比呂志が就任。81年に芥川が亡くなって、中村伸郎が劇団代表となり、91年に中村の死去を受けて、仲谷昇が劇団代表及び株式会社演劇集団円の代表取締役に就任。2006年に仲谷が亡くなり橋爪功がその座を引き継いでいた。

今回の橋爪の退任を受けて代表に就任した谷川は「身に余る大役ではございますが集団活動はじめ当業界の発展に力の限り努力をいたす所存でございますので前任者同様格別のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます」と語っている。

谷川は1967年、徳島県生まれ。1989年に円・演劇研究所に入所し、1991年に演劇集団 円 会員に昇格した。『初萩ノ花』『DOUBLE TOMORROW』『はだかナおうさま』『ソハ、福ノ倚ルトコロ』などの劇団公演のほか、地人会新社『二番街の囚人』、ラッパ屋『君に贈るゲーム』など外部の公演でも活躍している。

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