花鏡

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花鏡(かきょう)とは世阿弥の能楽論書。全18条。嫡男元雅に相伝した。

花鏡で世阿弥は演出、演技の奥義や理想とする芸などについて記しているが、全編にわたって稽古の重要性を強調している。また、「初心忘るべからず」「いのちには終りあり、能には果てあるべからず」など、求道的精神で貫かれている。「風姿花伝」が、父の観阿弥の教えを書き記した書であったのに対し、「花鏡」では自らの実践によって得た能に対する理念を述べている。世阿弥の芸術理論の極地もいえる。

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