現代演劇の広告ビジュアルをまとめた書籍「劇場のグラフィズム アングラ演劇から小劇場ブーム、現代まで 」発売

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寺山修司の天井棧敷、唐十郎の劇団状況劇場、野田秀樹の夢の遊眠社、こまつ座、大人計画、ナイロン100℃……。1960年代以降の小劇場運動で生まれた演劇の宣伝ビジュアルの歴史を知るポスターとチラシ約400点を網羅した書籍「劇場のグラフィズム アングラ演劇から小劇場ブーム、現代まで 」(グラフィック社)が発売される。

著者の笹目浩之は、株式会社ポスターハリス・カンパニー代表取締役として飲食店を中心に演劇、映画、美術展等のポスター配布を行ってきた。また、1994年から現代演劇ポスターの収集・保存・公開プロジェクトを開始しており、今回の書籍ではそのコレクションの中から、60年代後半に劇団の旗印として登場し時代を挑発したアングラ演劇のポスターから、70〜80年代の小劇場演劇ブーム、そして現在にいたるまで時代の変遷を物語るポスター、ブローシャーをセレクト。美術的価値の高いものから、演劇史に残るポスター、これから時代をつくる劇団のチラシまで約400点を収載している。また巻末には現代の演劇界を牽引する4名の演出家、佐藤信、白井晃、松尾スズキ、小川絵梨子へのスペシャルインタビューも掲載している。

「劇場のグラフィズム アングラ演劇から小劇場ブーム、現代まで」

著者:笹目浩之
発売日:2024年3月
仕様:A4 並製 総304頁
定価:4,950円(10%税込)
発売:グラフィック社
ISBN:978-4-7661-3819-1
オンライン書店:Amazon
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