北村明子、新たな国際共同制作シリーズはフィリピンとコラボ 第1弾『Soul Hunter』を11月上演

Xstream project 1 Soul Hunter ニュース

世界各地とのコラボレーションに取り組んできた振付家の北村明子が、国際共同制作の新たなプロジェクトとしてフィリピンのアーティストたちと共同制作する新プロジェクト「Xstream project」をスタート、その第1弾となる舞台作品『Soul Hunter』をシアタートラムで11月に上演する。

1994年ダンス・カンパニー「レニ・バッソ」を立ち上げ、演劇、オペラ、映画、CMへの振付・出演など幅広く活動を行いながら、大学では、身体論、演出論、舞踊論の視点から「メディアとしての身体」をテーマに研究を行っている北村明子。

これまで東南アジアを軸とした「To Belong project」「Cross Transit project」、中央アジアからヨーロッパに及ぶ「Ecoes of Calling Project」など長期にわたる国際共同制作に取り組んできた彼女が、満を持してスタートさせるのがフィリピンとのプロジェクトだ。

クリエイションメンバーにはフィリピンで活動する若手アーティストら3名(マジェンタ、ジュリエン・サンチェス、ハンディオン・カプーノ)と、井田亜彩実、岩渕貞太、黒田 勇、小暮香帆、辻本 佳、西山友貴といった国内ダンスシーンの一線で活躍するダンサーたちを迎え、音楽はサウンドディレクターとして注目を集める横山裕章(agehasprings)が担当。美術には映像を用いた空間づくりを得意とする兼古昭彦の参加が決定した。

フィリピン現地にて、口頭伝承による民話が通常の生活文化に色濃く残る山岳地帯の先住民族の生活文化、都市化が進むマニラの現状、そして、若手クリエイターたちの伝統文化へのアプローチの柔軟さに触れた北村が、現代のアミニズム・シャーマニズムの在り方を問う作品を創作するという。

Xstream project 1『Soul Hunter』
Xstream project 1『Soul Hunter』
日時=2023年11月3日(金・祝)〜11月5日(日)
   11月3日(金・祝)19:30  11月4日(土)14:00/18:00  11月5日(日)15:00
会場=シアタートラム(〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4丁目1−1)
一般発売日=2023年 9月4日(月)10:00〜
料金=全席自由(税込)一般 5,000円 /29歳以下 4,000円/高校生以下 2,000円 ※当日券は500円増し
プレイガイド=世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話・窓口)
構成・演出・振付=北村明子
音楽・作曲=横山裕章(agehasprings)
映像・美術=兼古昭彦
ドラマトゥルク=ジュリエン・サンチェス、ハンディオン・カプーノ
出演:井田亜彩実、岩渕貞太、黒田 勇、小暮香帆、辻本 佳、西山友貴、マジェンタ、他
舞台監督=川口眞人(レイヨンヴェール)
音響=星野大輔(KAAT 神奈川芸術劇場)
照明=久津美太地(Baobab)
衣装=池田木綿子
広報=小仲やすえ
フィリピン アドバイザー=反町眞理子
映像音楽協力=Rainel Lee、Gladys Maximo、Joseph Madiwo、Elvin Hangdaan、Chao Sudaypan
記録撮影=大洞博靖
制作=岩中可南子、林慶一
宣伝美術=GOAT
主催=一般社団法人オフィスアルブ
提携=公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
後援=世田谷区
助成=公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]
協力=株式会社FBDゼロ、公益財団法人セゾン文化財団
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