7月12日(水) ? 30日(日)  森下:ベニサンピット
●作=寺山修司
●作=佃典彦
●演出=流山児祥
●音楽=宇崎竜童
●映像=天野天街
●出演=塩野谷正幸、伊藤弘子、青木砂織、木内尚、横須賀智美、上田和弘、甲津拓平、小林七緒、里美和彦、阿川竜一、冨澤力、柏倉太郎、平野直美、木暮拓矢、阪本篤篤 、流山児祥(観世榮夫と交互出演)、下総源太朗、さとうこうじ、深山洋貴(Studio Life)、池下重大(劇団桟敷童子)、奈佐健臣(快飛行家スミス)、沖田乱、大谷真一、稲増文、眞藤ヒロシ、立原麻衣 悪源太義平、観世榮夫(特別出演)
評価:★★★ (Good) 7/15(夜)所見


流山児事務所の寺山修司作品連続上演の第1弾。寺山修司が篠田正浩監督と組んで1970年、河竹黙阿弥の傑作歌舞伎『天衣紛上野初花』を原作に書き上げた映画シナリオ『無頼漢』。これをもとに佃典彦が「新たな視点」で書き直した群像劇。 
 アングラの新鋭桟敷童子から、またアングリーインチな性転換をした高級ホステスにはスタジオライフから客演を呼ぶなどなかなか面白いキャスティング。粗削りな部分も多いがパワーで突き進む。
 終幕で最初の革命が子を思う母親の密告でお上に知らされていた、というくだりは世話物の定石を踏まえていて、俗に過ぎる気もなきにしもあらず。
 化け物長屋の五人組というのが賑やかしで出てくるがあまりうまく使われていなかったのは残念。いっそカットして他の話しを膨らました方が厚みが出たのではないかと惜しまれる?
 ところどころで歌われる寺山作詞の歌がうまく内容に合っていた。

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