昨年、座・高円寺のこけら落とし公演として5年ぶりに再演された渡辺美佐子のひとり芝居『化粧 二幕』だが、この5月に座・高円寺での上演をもって28年間の歴史に幕を閉じることとなった。


 『化粧 二幕』は、作・井上ひさし、演出・木村光一によって、渡辺美佐子のために作られたひとり芝居で、2007年に解散した地人会のヒット作として長く上演されてきた名作。渡辺演じる大衆演劇の座長が、生き別れとなった息子との再会を狂気の内に夢見る姿を描く。
 昨年の座・高円寺での再演で通算上演600回を記録した同作品は、その後、九州、北海道と地方公演を続けたが、この4月30日(金)ー 5月9日(日)での座・高円寺ファイナル公演で幕を閉じる。最終公演について渡辺は「斎藤憐さん、佐藤信さんが手を差し伸べてくださって、新劇場、座・高円寺の柿落とし公演の幸運を頂きました。にぎやかな舞台を務められるうちに『化粧』の幕を下ろすのがずっと私の願いでした。二十八年の間、そして今年、この九十五分を私と共有してくださった数え切れないほど沢山のお客様に心からの感謝を捧げつつ、この五月の東京公演を、私の『化粧』卒業公演といたしたく、ご報告させていただきます」と語っている。
 『化粧 二幕』は座・高円寺1で4月30日(金)ー 5月9日(日)まで上演。チケットの前売りは2月26日(金)から開始。お問い合わせは、座・高円寺 03-3223-7500まで。

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