演劇を通じて戦争反対の意思表示を行おうと、演劇関係者有志が集まって毎年夏にリーディング公演を行っている、非戦を選ぶ演劇人の会。7年目の今年は8月17・18日の2ステージ公演で、篠原久美子の書き下ろし新作『ディア・マイ・サン・イン・パレスチナ(仮)』を、渡辺えりの構成・演出で上演する。


 非戦を選ぶ演劇人の会は、2003年2月14日、平和を願う演劇人有志が集まり、日本の有事法制や、当時イラク攻撃を決定したアメリカとそれを支持した日本政府に対し抗議するため、「イラク攻撃と有事法制に反対する演劇人の会」として活動を開始したところからスタートした。同年8月からは現在の非戦を選ぶ演劇人の会という名称で活動を展開。これまでに斉藤憐、永井愛、渡辺えり、坂手洋二、丸尾聡、篠原久美子、野中友博らが台本・演出を手掛け、10本の作品を上演し、チケットの収益はイラクの病院などへ緊急支援金として寄付しているという。
 観客数が増えてきたため、昨年からは2日公演として開催されているが、今年も8月17・18日に新宿スペースゼロで開催されることが決定した。第1部では朗読劇「ディア・マイ・イン・パレスチナ(仮)」を上演。経済支援のためにパレスチナの難民キャンプにいる少年と文通する日本の主婦が、夫のリストラによって経済支援を続けるかどうか思い悩む姿を通して、日本とパレスチナの現在を浮き彫りにする、という作品だ。また、第2部では日替わりゲストによるパレスチナ問題などに関するシンポジウムを開催。18日には森光子が登場し、戦争の体験談を語る予定という。
日時:2008年8月17日(月)、18日(火)
開場 18:30 開演 19:00
会場:全労済ホール/スペース・ゼロ TEL 03-3375-8741
主催=非戦を選ぶ演劇人の会
特別協賛=全労済ホール/スペース・ゼロ
問い合わせ=二兎社03-5638-4587(平日10:00〜17:00)
チケット料金=全席指定一般1500円、中高生1000円、小学生以下500円
前売開始:7月5日(日)
チケット取り扱い:チケットぴあ 0570-02-9999・9988
スペース・ゼロ チケットデスク(ネットのみ)

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