第22回三島由紀夫賞(財団法人新潮文芸振興会主催)の選考会が19日、東京都内のホテルで開かれ、前田司郎の「夏の水の半魚人」(扶桑社)が受賞した。


 選考は小川洋子、川上弘美、辻原登、平野啓一郎、町田康の各氏があたり、候補作5作品の仲から選ばれた。
 受賞作の「夏の水の半魚人」は東京・品川に住む小学5年生の男の子を主人公に、多感な少年の目に映るちょっとした”非日常”の世界を描いた作品。前田自身の少年時代の体験も作中には反映されているという。
 昨年の岸田國士戯曲賞受賞に続き、待望の文学賞の受賞ということで、今後、小説家としてのよりいっそうの活躍が期待される。

Leave A Reply