可児市文化創造センター・アーラは、現代劇で埋もれた名作に光を当ててリメイクし全国に発信するプロデュース公演”アーラ・コレクション”シリーズをスタートさせた。その第1弾として柳美里の出世作となった『向日葵の棺』を金守珍の演出、山口馬木也の主演で11/28(金)〜12/6(土)まで上演。8日の公演で4日間チケットが完売し成功裡に幕を閉じた。


『向日葵の柩』山口馬木也 今回の”アーラ・コレクション”シリーズは、岐阜県中南部に位置する可児市の公共劇場、可児市文化創造センター・アーラが、館長兼芸術総監督に演劇評論家で地域演劇に造詣の深い衛紀生を招聘し、新館長の衛による新企画として始まったもの。演劇的に高い評価を得ながら10年以上、再演されないままになっている作品を取り上げ再評価するというユニークなプロジェクトだ。
 第1弾として取り上げられた『向日葵の棺』は、柳美里の青春五月党と金守珍の新宿梁山泊の合同公演として17年前に初演され、柳美里の出世作となった作品だ。今回も、演出には金があたり、主役にはテレビや舞台で活躍する山口馬木也が起用された。
 またこのシリーズでは、稽古の段階からスタッフ、キャストを可児市に呼び、同劇場の稽古場で制作をしていくことになっており、今回、稽古と本番の期間中は、市民14名がケータリング等をはじめ稽古場でのサポートや、小道具の制作(向日葵の造花2000本など)を行い、地域発の舞台制作ならではの取り組みをしていた。
 なお同作品は、12/12(金)〜16(火)新国立劇場・小劇場でも上演される。

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