一般社団法人日本劇作家協会は12月11日、第17回劇作家協会新人戯曲賞の最終選考会を、座・高円寺2で公開審査で行い、最終ノミネート6作品のなかから、柳井祥緒(やない さちお)『花と魚』を選出した。


 今回の戯曲賞には、全国から220作品の応募があり、予備選考を経て最終選考には、柳井のほか、 広田淳一『ロクな死にかた』、佐々木充郭『ねぼすけさん』、三谷るみ『元禄夜討心中』、咲恵水『娘帰る』、登米裕一『スメル』がノミネートされ、川村毅、坂手洋二、佃典彦、土田英生、マキノノゾミ、横内謙介、渡辺えりが選考に当たった。
 選考会では、第1回投票(審査員一人で2票を投票)で柳井が5票を得たほか、広田淳一、咲恵水が各3票を集め、この3作について議論をしたのち、第2回投票(審査員一人で1票を投票)で柳井が5票、広田、咲が各1票となり、議論の末に柳井の単独受賞を決定した。
 柳井祥緒は1979年東京生まれ。2001年、演劇企画ミルク寺を旗揚げし、主宰・作・演出を担当。全12作品を手がけたものの、2009年に解散。フリーの俳優として活動していた北川義彦らとともに十七戦地を旗揚げ。今年7月に今回の受賞作『花と魚』で第1回公演を行った。次回公演は来年2月23日〜27日に王子小劇場で上演予定。
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