新国立劇場運営財団が芸術監督問題は回答ずみとコメント

 一部新聞報道によると、新国立劇場運営財団の霜鳥常務理事は6月24日に行った記者ブリーフィングで、19日に演劇人有志によって出された「新国立劇場の自省と再生を願う演劇人の声明」について、「芸術監督選考過程についての説明は、昨年7月17日に『次期演劇芸術監督の選考とその考え方』として回答しており、説明しきっている」とコメントした。


 24日の記者ブリーフィングは、前日の23日に運営財団で行われた理事会・評議員会の内容に関して音楽記者会、演劇記者会向けに行われたもの。23日の理事会・評議員会では、平成20年度収支決算と事業報告が提出されており、ブリーフィングではこの決算と事業報告のほか、新任の理事、評議員について説明が行われた。
新任理事:韮澤 弘志(にらざわ ひろし) 文部科学省大臣官房付
新任評議員:森田 清(もりた きよし) 第一三共株式会社代表取締役会長
 また、このブリーフィングで霜鳥常務は「一身上の都合」で6月末で運営財団を辞任すると発表した。

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