新聞などが報じたところによると、スウェーデンを代表する世界的映画監督で舞台演出家のイングマール・ベルイマンさんが30日、同国フォール島の自宅で亡くなった。89歳。


 同国ウプサラで聖職者の家庭に生まれた。ストックホルム大で演劇を学び、第2次大戦直後から映画製作を始めた。1955年「夏の夜は三たび微笑む」がカンヌ国際映画祭で「詩的ユーモア賞」を受賞、57年に「第七の封印」でカンヌの審査員特別賞を受賞。「野いちご」「処女の泉」などで世界的な評価を得るようになった。
 82年「ファニーとアレクサンデル」を最後に劇場用映画から引退を宣言。その後もテレビや舞台の演出で活躍したが、2003年に「サラバンド」で映画復帰、これが遺作となった。
 舞台ではスウェーデン王立劇場などで演出を手掛け、シェークスピア、イプセン、ストリンドベリの作品のほか、三島由紀夫の「サド侯爵夫人」も手がけた。日本にはパナソニック・グローブ座にスウェーデン王立劇場の「ハムレット」「令嬢ジュリー」「サド侯爵夫人」などで来日公演を行った。

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