この春、惜しまれながら解散したミュージカル劇団音楽座。その代表で、解散のきっかけとなった音楽座とその親会社の脱税事件の被告として訴えられていた相川令子(62)の判決公判が6月27日、東京地裁で開かれた。


 安広文夫裁判官は4社に罰金4500万円−500万円(求刑罰金5500万円−500万円)、相川被告に懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。判決理由で、安広裁判官は「高額の脱税に加え、計画的、継続的に多様な脱税工作を行うなど犯行は悪質だが、逮捕後は反省し音楽座の解散を余儀なくされるなど社会的制裁も受けた」と述べた。
 判決によると、相川被告は音楽座の公演収入を除外したり、役員報酬を架空計上するなどして、1990(平成2年)年9月期から93年7月期までの4社の所得計約8億6000万円を隠し、法人税計約3億2700万円を脱税した。また国税当局の査察を受けた後は、経理担当者らと口裏合わせをするなどしていたという。

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