1950年代以降のフランスを中心にした前衛演劇で、近代の合理主義では割り切れない人間の心の中にある不条理性を描いた演劇を指す。
ハンガリー生まれのイギリスの演劇批評家マーティン・エリスンが、ベケット、アダモフ、イヨネスコ、ジュネをはじめ、ピンター、オールビー、アラバールなどの劇作家の作品に共通する概念として、“The Theatre of the Absurd”という表現を著書の中で使い、それ以降広く使われるようになった。
従来の演劇に対立するものということで、アンチテアトル(反演劇)、ヌーヴォー・テアトル(新しい演劇)ともいう。
