前524-前456。ギリシャの3大悲劇詩人のひとり。前498年に最初の作品を発表、前484年のディオニューシア祭の競演で初優勝し、最終的には13回も優勝をすることになった。
生涯に90におよぶ作品を発表したと伝えられるが、現存するものは、『ペルシアの人々』(前472)、『テーバイを攻める七将』(前469)、『救いを求める女たち』、『縛られたプロメーテウス』、『オレステイア3部作』(『アガメムノン』『供養する女たち』『慈しみの女神』)(前458)の7編のみ。
アイスキュロスは、現存する最後の作品『オレステイア3部作』で、3つの悲劇を1つのテーマの下に描く3部作形式を用いた。これは、トロイア戦争に勝ったギリシア軍の総大将アガメムノンとその息子オレステスをめぐる壮大な運命の物語で、コロスを重用し、正義や愛、復讐といったテーマを宗教的な高みから扱っている。
