1997年の開場から11年目を迎えた世田谷パブリックシアター。今年から野村萬斎の芸術監督が2期目に入り、またオープン時から制作部長を務めた高萩宏をはじめとする制作スタッフの半数が入れ替わったこともあり、新体制で次なる10年へのスタートを迎えた。その最初の年となる2008年度のプログラム説明会が5月に行われた。
今年度は芸術監督の野村萬斎プロデュースによる狂言と能のほか、野田秀樹が近代能楽集の最新作としてキャサリン・ハンターら『The Bee』のイギリス人キャストを起用する『The Diver』が注目される。また、現代劇では、チェルフィッチュの岡田利規が初めて既成戯曲の演出に挑戦する『友達』が話題を呼びそうだ。再演では、05年に仲村トオル、小栗旬らの出演で初演されて好評だった『偶然の音楽』、今年3月に上演されたサイモン・マクバーニーの演出による『春琴』のロンドン公演と東京凱旋公演が予定されている。
取材:STAGEWEB編集部 柾木博行
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