この秋、新国立劇場は開場10周年の区切りに合わせて、演劇部門の新芸術監督に鵜山仁が就任する。10周年のオープニングを飾るのが、中劇場でのギリシャ悲劇3作品連続公演だ。自らトップバッターとして川村毅・作の『アルゴス坂の白い家–クリュタイメストラ–』で演出を担当する鵜山に、新作のこと、そして新芸術監督としての方針などについて聞いた。
開場10周年という節目の年に4代目芸術監督として就任する鵜山仁。彼が考えた10周年シーズンのプログラムは、9演目中7演目が書き下ろし新作という意欲的なラインナップだ。そしてその第1弾として3公演連続のシリーズとして上演されるのが、「三つの悲劇—ギリシャから」。ギリシア悲劇に登場する女性を取り上げる形で、川村毅、鄭義信、そして戯曲初挑戦という漫画家の土田世紀が書き下ろし、中劇場を使って上演されるという大がかりな企画だ。鵜山は3作のうちの最初の公演である『アルゴス坂の白い家』を演出する。
同作品は、新国立劇場初登場となる佐久間良子をはじめ、小島聖、磯部勉という出演者とともに、鵜山がひとくせもふたくせもある川村の台本をどう料理するかが注目される公演だ。この新作のことを中心に、芸術監督としての方針について話を聞いた。
聞き手:STAGEWEB編集部 柾木博行
『アルゴス坂の白い家』は、9/20(木)〜10/7(日)新国立劇場・中劇場で上演。
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