シェイクスピアを狂言の手法で翻案するシリーズの第3弾として野村萬斎の演出・主演による『国盗人』が上演される。これまでの『法螺侍(ほらざむらい)』『まちがいの狂言』では脚本を故・高橋康也が担当したが、今回は若手気鋭のシェイクスピア研究者である河合祥一郎が『リチャード三世』を下敷きに狂言と現代劇を組み合わせた形で上演台本を作成した。
東京大学大学院総合文化研究科准教授の河合祥一郎は、イギリスのケンブリッジ大学に学び、その際の博士論文をもとに「ハムレットは太っていた!」を刊行。現代のハムレット像を大きく覆すその内容と、学究的なテーマを一般読者にも分かりやすく伝える語り口のよさが注目を集めた。
一方で、シェイクスピアの新訳を角川文庫から書き下ろす仕事を始め、また高橋康也の手掛けた野村万作・萬斎たちによるシェイクスピア上演にも関わってきた。今回の『国盗人』では、『法螺侍』『まちがいの狂言』のようなシェイクスピア劇を狂言の手法で描くだけではなく、現代劇の要素も交えた翻案劇として創作したという。
今回の『国盗人』を中心に、シェイクスピア劇の上演形態や研究者と創作現場との関係などについて話を聞いた。
聞き手:STAGEWEB編集部 柾木博行
『国盗人』は、6/22(金)~7/14(土)世田谷パブリックシアターで上演。
公演情報はこちら
以下、各写真をクリックするとインタビューのビデオを再生します(FlashPlayer8が必要です)。
ビデオポッドキャストをご覧になるには、Podcastアイコンをダブルクリックしてください。









